Library of the Year 2017

Library of the Year 2017 最終選考会は終了いたしました。多数のご来場、ありがとうございました。

・Library of the Year 2017 選考委員長と受賞機関のコメントを掲載しました。(2017/12/06)

・大賞、オーディエンス賞は瀬戸内市民図書館もみわ広場が受賞しました。おめでとうございます!(2017/11/08)
・ぜひLibrary of the Yearについてご感想・ご意見をお寄せ願います。

Library of the Year (LoY) 2017 最終選考会実施報告を掲載しました。(2017/11/28)
Library of the Year 2017優秀賞・ライブラリアンシップ賞を掲載しました。(2017/09/27)
第1次選考会の結果を公開しました。(2017/08/23)

Library of the Year 2017実施に向けて、クラウドファンディングを活用した資金調達を行いました。多数のご協力、ありがとうございました!
全国の図書館に光を与える「Library of the Year2017」の開催!

Library of the Year 2017の概要

Library of theYear 2017は、第19回 図書館総合展のNPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が主催・企画・運営するフォーラムとして2017年11月8日(水)に開催しました。
2017年11月8日(水)13:00〜14:30、パシフィコ横浜(横浜市みなとみらい)にて、LoY2017優秀賞3機関を対象として、一般公開の最終選考会を開催しました。最終選考会では、各機関についてプレゼンテーションを行い、ディスカッションを経て、審査員5名の投票によってLoY2017大賞を決定しました。また、今年から会場参加者(クラウドファンディング事前投票含む)の投票が一番多かった優秀賞対象館に対し、「オーディエンス賞」を授与いたしました。

Twitterで情報発信中です。http://twitter.com/IRI_LoY



Library of the Year 2017 優秀賞・ライブラリアンシップ賞

IRIメンバーおよび外部推薦で寄せられた40施設・団体・サービスの中から第1次選考会、第2次選考会を経て、下記の3機関がLoY2017優秀賞、2機関がライブラリアンシップ賞を受賞しました。

第1次選考会の結果

LoY2017優秀賞

従来の図書館イメージを覆す図書館サービスを提供し、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関を評価するものです。(以下、順不同)

LoY2017優秀賞 -20年間継続されてきた地域資料のデジタルアーカイブ事業と将来に向けた取り組み -
受賞機関: 大阪市立中央図書館

授賞理由:
20年間継続されてきた地域資料のデジタル化と公開と今後のビジョンを示したことを評価。

授賞詳細:
大阪市立中央図書館は平成8年度より貴重資料のデジタル化と館内公開を開始し、平成13年度からはWebでの一般公開を行っている。20年間の館員の地道な作業の結果として公開されているその資料点数は、現在公開されているだけでも約2万8千点にのぼる。
デジタル化機材・ICTの急激な進歩、権利の在り方に対する社会的変化が大きい中、館員が技術的スキルアップの努力や権利処理を行ない、その取り組みを館員が共有・伝承し、組織として継続してきた。また、地域資料デジタルアーカイブ事業を昨年度大阪市が打ち出した「ICT戦略」の重要な一翼を担うものとして位置付けようと努力していることも称賛に値する。
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/

LoY2017優秀賞 -市民と行政が育てる もちより・みつけ・わけあう広場としての図書館-
受賞機関: 瀬戸内市民図書館もみわ広場

授賞理由:
6年間に及ぶ的確な図書館整備プロセスとこれからの図書館サービスのモデルを示したことを評価。

授賞詳細:
同館は平成大合併による3町から1市への移行を経て2016年に開館した。2010年の現市長の選挙公約に基づく整備推進を皮切りとして、2011年の準備室長の採用、同年からの移動図書館サービスの実施、市民参加を重視した図書館整備等、整備プロセスの適切さや的確さは今後の図書館整備の模範となるものでその点を特に評価する。なお、6年に及ぶ着実な過程を経て開館した後は日本全国から連日視察・見学者を集めており、テーマ配架やMLAK連携、職員体制等はこれからの公立図書館サービスのモデルの一つと言える。
https://lib.city.setouchi.lg.jp/

LoY2017優秀賞 -地域情報資源を活用した公共情報資産の共創活動-
受賞活動・受賞者: ウィキペディアタウン(各地でウィキペディアタウンを企画実施したみなさんとこれをサポートしたウィキペディアンのみなさん)

授賞理由:
MALUI(博物館・美術館・公文書館・図書館・大学)の資料等、地域情報資産を活用し、新たな地域情報資産を共知・共創するプログラムとして急速に拡大している点を評価。

授賞詳細:
2012年にイギリスで始まり、2013年の国際オープンデータの日に横浜で開催されたことを契機に全国に広まった、地域やテーマ分野を特定してウィキペディアの記事充実を図りオープンにするプログラム。オープンデータ関連コミュニティ、公共図書館、地域社会組織等が主催し、ウィキペディア・コミュニティのアウトリーチ活動としての支援を受けながら展開されてきた。図書館を中心としたMALUI機関が資料や作業環境を提供するプログラムは、これまでに日本全国で約120回開催され、持続的な事業となっている地域もある。まち歩きや図書館等が収蔵する地域情報資産を活用して人々が共に知り、新たな地域情報資産を共に創成するプロセスの楽しさを見える化し、成果物をオープンデータとして広く公開する取り組みとして評価する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%9A%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3


ライブラリアンシップ賞

長年にわたって地域住民や図書館員が協同し、さまざまな図書館活動を継続的に行った図書館等を称えるため、昨年度創設した賞です。ここで言うライブラリアンとは、図書館員グループおよび地域住民の総体を示しています。長期にわたって日本を代表する優れた図書館サービスを、館種を超えた図書館や地域住民と共に行ってきたことを評価するものです。(以下、順不同)

ライブラリアンシップ賞 -レファレンスの集積・可視化・公共財化-
受賞機関: 国立国会図書館レファレンス協同データベース事業とその参加館および協力者

授賞理由:
あらゆる館種が協力しあって、わが国のレファレンス・サービスの事例を12年以上に渡って集積し、社会に対して可視化・公共財化した意義を評価。

授賞詳細:
同事業は、国立国会図書館によって立ち上げられて以来、同館を含めてあらゆる館種(750館超)が協力してきたものである。現在までに18万件超のレファレンス事例、1万件超の調べ方マニュアル等を集積し、世界的にも類を見ない事業となった。
これらの多くは一般公開され、年間アクセス数は4,000万件に達する。図書館だけのものであったレファレンス・サービスを可視化・公共財化した点を高く評価する。なお、本賞は国立国会図書館および本事業にとどまらず、同事業に協力したすべての関係者による長年の尽力と連携を表彰するものである。
https://crd.ndl.go.jp/reference/

ライブラリアンシップ賞 -図書館と対になった50年以上に及ぶユーザーグループ活動とその多様な成果-
受賞機関: 神奈川県資料室研究会(神資研)

授賞理由:
50年以上の持続可能な活動とその実績に基づいた官民連携的な取り組みの成果を評価。

授賞詳細:
同研究会は1961年に発足し、50年以上の活動を継続してきた神奈川県、近隣都県内の企業、大学、公共機関等の資料室、図書館、情報部門によって構成される神奈川県立川崎図書館のいうなればユーザーグループ。「科学技術系外国語雑誌デポジット・ライブラリー」のコレクション評価等、川崎図書館の調査・評価の実施や在宅利用文献複写サービスの預託金制度等、県立川崎図書館の機能を最大限に引き出す活動を自主的に継続してきている。また、川崎図書館の存続問題でも一定の役割を果たした点も評価する。
https://saas01.netcommons.net/shinshiken/

Library of the Year 2017 第2次選考会

第2次選考会 結果

以下のWebページで公開しています。
http://iri-project.org/loy/loy2017result/
https://www.facebook.com/elpc.jp/


選考委員長・受賞機関のコメント

選考委員長のコメント

「2017LoYを終えて」

選考委員長 山崎博樹

 通算12回目を迎えたLoY2017は、11月8日開催された最終選考会をもって終了した。日本の図書館が進むべき新しい道を切り拓いてくれた受賞5機関に、まずは最大限の賛辞を贈りたい。

 LoYは、前年度のLoYが終了した時点で次の年度の準備が始まる。今年度は前年度に行った様々な改変、選考委員の倍増、選考委員名の公表、選考過程の公開という大きな変化を踏襲した。これは最終選考会のアンケート結果が好意的であったことによるものである。
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大賞・オーディエンス賞・優秀賞受賞のコメント

「瀬戸内市民図書館もみわ広場」

瀬戸内市民図書館もみわ広場 館長 嶋田 学

 このたびは、Library of the year 2017の大賞とオーディエンス賞を賜り、ありがとうございました。ご推薦頂いた方々、選考委員会のみなさま、そして、当日、審査を頂きました審査員のみなさま、また、本事業にクラウドファンディングでご支援を頂いた方や、会場でご支持を下さった方々にも、心より感謝申し上げます。さらには、この事業を準備から支えて下さいました事務局のみなさんにも、この場を借りてお礼申し上げます。
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ライブラリアンシップ賞受賞のコメント

「国立国会図書館レファレンス協同データベース事業とその参加館および協力者」

国立国会図書館関西館図書館協力課長 大島 康作

 この度は、Library of the Year2017ライブラリアンシップ賞の表彰を賜り、ありがとうございました。関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。
 レファレンス協同データベース、略してレファ協と呼びますが、授賞理由にありますとおり、レファ協は国立国会図書館が立ち上げた事業ですが、19万件以上のデータを集積できましたのは、750を超える公共、大学、学校、専門図書館とさまざまな館種の参加館と、これまで御協力いただいた多くの方の存在があってのことです。その参加館、協力者の代表として、授賞式当日に登壇いただいた方を紹介します。
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「神奈川県資料室研究会(神資研)」

神奈川県資料室研究会 役員一同

 このたびは、Library of the Year 2017において、ライブラリアンシップ賞に選んでいただき、大変栄誉なことに存じます。
 ライブラリアンシップ賞は、長年にわたる図書館の活動を積極的に評価するものと聞いております。神資研は、1961年の発足ですから、すでに半世紀を越えて活動している団体です。
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優秀賞受賞のコメント

「大阪市立中央図書館」

大阪市立中央図書館 館長 三木 信夫

 この度はLibrary of the Year 2017優秀賞をいただき、ありがとうございます。大賞を受賞された瀬戸内市民図書館もみわ広場様に祝意を表しますとともに、関係各位に感謝申し上げます。
 さて、大阪市立図書館は2009年にLibrary of the Year 2009大賞を受賞しており、今回全国初の2度目の優秀賞以上の受賞ということで、新たな取組みと継続性が評価されたことを大変光栄に思っています。
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「ウィキペディアタウン(各地でウィキペディアタウンを企画実施したみなさんとこれをサポートしたウィキペディアンのみなさん)」

日下九八 ウィキペディア編集者、OpenGLAM Japan、東京ウィキメディアン会

 優秀賞をいただき、ありがとうございます。各地の主催した人たち、サポートした人たち、参加した人たちにかわり、お礼を申し上げます。そして、ともに優秀賞を受けた瀬戸内市立図書館、大阪市立中央図書館のみなさんを含め、各地の「受賞者」のみなさん、おめでとうございます。
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Library of the Year (LoY) とは

概要

「Library of the Year」は、IRIが図書館など全国の知的情報資源に関わる機関を対象として授与する賞で、2006年に始まり2015年をもって10年間を一つの区切りとして中止することになりました。が、その後、関係者や全国の図書館員から再開を望む声が多く寄せられ、IRI理事会で慎重に協議した結果、2016年度からも引き続き開催することにいたしました。

Library of the Year 2017について

・Library of the Year 2017では、公共的な取り組みだけではなく、他の図書館にとって参考になる優れた活動や、独創的で意欲的に取り組んでいる具体的な事例を評価し、広く知らしめることを目的とします。学校図書館、大学図書館、専門図書館などの活動も選考の対象としています。
・対象となる館種も考慮しつつ、選考過程の可視化、優秀賞の設定の仕方、会場票の重視等いくつかの改善を行った上で実施いたします。

選考について

LoY2016の選考基準・対象は次項のとおりです。
他の図書館にとって参考になる優れた活動や独創的で意欲的に取り組んでいる具体的な事例を評価します。
全国の図書館を総合的に評価して、ベストの図書館を決めるものではありません

選考基準・対象

1.図書館及びそれに準ずる施設・機関における他の図書館の参考となる先進的な取り組みや活動について評価し選考する。
2. 対象となる機関は、公立図書館、大学図書館、専門図書館、学校図書館、図書館団体、図書館関連企業など。
3. ここ数年以上の活動を評価対象期間とする。
※ 施設や機関の規模の大小は問いません。

推薦の取り扱い

推薦を頂いた機関等は、IRIによる一次選考の候補とさせて頂きます。
なお、推薦された方が選考に関わったりプレゼンターになること等はありませんが、推薦内容の確認のためこちらからご連絡を差し上げる場合がありますので、推薦に際してご連絡先は必須とさせて頂きます。
(個人情報は、IRIが行うLibrary of the Year候補の推薦に関わる業務以外には一切使用いたしません)

選考委員会

選考委員会は、以下15名で構成されています。
山崎博樹(秋田県図書館協会・知的資源イニシアティブLoY担当理事) / 岡本真(ARG) / 平賀研也(長野県立長野図書館) / 小林隆志(鳥取県立図書館) / 岡野裕行(皇學館大学) / 澁田勝(獨協大学) / 猪谷千香(文筆業) / 谷合佳代子(エル・ライブラリー) / 井上昌彦(関西学院大学) / 仁上幸治(図書館サービス計画研究所) / 桂まに子(京都女子大学) / 今井福司(白百合女子大学) / 呉屋美奈子(恩納村文化情報センター) / 河瀬裕子(くまもと森都心プラザ図書館) / 石川靖子(横手市立平鹿図書館)

お問い合わせ先

  • IRI事務局 info【 A 】iri-net.org (【 A 】を@に読み替えてください)

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