2020年11月5日(木)午後1時から午後2時40分に図書館総合展セミナーとしてオンライン配信にて開催予定のLibrary of the Yere2020(LoY2020)最終選考会の審査員が決定いたしましたので、その審査員名およびプロフィールを発表いたします。
2020年10月12日
IRI事務局
※順不同。敬称略。
岡村 真衣(おかむら・まい)
皇學館大学文学部国文学科4年(図書館学専攻)
1998年三重県生まれ
親子三代にわたるマジック家系に生まれ、幼い頃から全国で活躍する女性マジシャン。個性豊かなマジックを演じ、さまざまなマジックイベントにゲスト出演。パフォーマンス以外の活動も手広く行い、2018年には出身地である伊勢で選考された“ミス伊勢志摩”のグランプリに輝くなど、多方面からマジック文化普及の糸口を探る。
- 初舞台(3歳) 親子三代で出演(老人ホームの慰問)、2001年
- 第9回テンヨージュニアマジシャンビデオコンテスト グランプリ、2010年
- AMAアジア大会 ゲスト出演、2010年
- BINF国際マジック大会出演、2016年
- 日本奇術協会主催ワールドチャンピオンシップ“FISM”選考会 特別賞、2017年
- JCMAチャレンジャーズライブ 金賞/観客投票1位、2017年
- BOOK PICNICブックトーク「手品×本」コラボ、2019年
- BOOK PARK miyokka!?「手品×書店」コラボ、2020年
講演・出演
- 第21回図書館総合展「手品×図書館」、2019年
- 日本図書館協会「第105回全国図書館大会三重大会公共図書館分科会」、2019年
- 玉手箱オンライン2020「図書館と手品」、2020年
- 日本図書館研究会情報組織化グループ月例研究会「手品と目録のあいだ ―いつか記憶からこぼれおちるとしても―」、2020年
- CBCテレビ「イッポウ」、2010年
- NHK「まるっとみえ」、2020年
記事
- 『ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)』719号「マジシャンでありライブラリアンのたまごでもある私」掲載
- 『ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)』796号「経験値を経験知へ-手品師たちの軌跡」掲載
- 『手品師10人に取材してみた!あなたの40分を私にください。』
神代 浩(かみよ・ひろし)
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構監事、ビジネス支援図書館推進協議会理事、アートミュージアム・アンヌアーレ実行委員長
1962年大阪生まれ
- 東京大学法学部卒業
- 1986年 文部省(当時)入省
- 2009年 文部科学省生涯学習政策局社会教育課長
- 2017年 東京国立近代美術館長
社会教育課長在任中に、住民の課題解決支援を積極的に推進する有志のネットワーク、図書館海援隊を立ち上げる。東京国立近代美術館長在任中に、図書館総合展のような場を美術館関係者のためにも創りたいと考え、2018年から「美術館に関わる全ての人々のための総合展」アートミュージアム・アンヌアーレを実施、実行委員長を務める。文部省入省当時は文化への関心が高かったが、現在は社会教育への関心も高く、両者を人間が人間らしく生きる上で不可欠のものとして社会に認知されるよう、試行錯誤を続けている。
著作
- 『困ったときには図書館へ 図書館海援隊の挑戦』(悠光堂)2014年
- 『困ったときには図書館へ2 学校図書館の挑戦と可能性』共編著(悠光堂)2015年
高橋 堅(たかはし・けん)
紫波町役場企画総務部長
1962年岩手県生まれ
紫波町初の公共下水道建設で設備工事及び下水処理場の施設維持に機械設備担当として従事。人事、市民協働、企画調整、財政を担当。2008年から企画課公民連携室長として、オガールプロジェクトの計画策定やデザイン会議の運営、市民参加、全体のスキーム構成など全般にわたって、プロジェクトの創成期から携わる。その後、企画課長として、オガールプロジェクトやリノベーションまちづくりを牽引するとともに、情報交流館や図書館も統括。2018年4月より現職。
岩手県内の市民、研究者、県職員、市町村職員の有志で構成する自主研究グループに立ち上げメンバーとして参加し、自治体政策や政策法務などを学ぶ。https://re-re-re-renovation.jp/schools/kanmin-shiwa
オガールプロジェクト及び高橋氏については『町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト』(猪谷千香著、2016、幻冬舎)で詳しく紹介されている。
野末 俊比古(のずえ・としひこ)
青山学院大学教育人間科学部教授・図書館長・アカデミックライティングセンター長・シンギュラリティ研究所共同所長
1968年静岡県生まれ
学術情報センター助手、文部省社会教育官、青山学院大学文学部専任講師・助(准)教授、国立情報学研究所客員助(准)教授、英国シェフィールド大学情報学大学院客員教員(visiting lecturer)などを経て、現職。
国・自治体の委員・研修講師などを多く務め、現在は日本図書館協会図書館利用教育委員会委員長、調布市図書館協議会委員長、図書館総合展運営委員、NPO法人知的資源イニシアティブ理事などとしても活動。専門分野は図書館情報学・教育情報学。「学びの場」としての図書館に関心を持ち、研究・教育に臨んでいる。
著作
- 『情報の達人』DVD+テキスト、全3巻、紀伊國屋書店、2007年(テキスト執筆・共同監修)
- 『専門資料論』新訂版、日本図書館協会、2010年(共編著)
- 『情報リテラシー教育の実践』日本図書館協会、2010年(分担執筆・編集担当)
- 『新しい時代の図書館情報学』新訂版、有斐閣、2016年(分担執筆) など
牟田 都子(むた・さとこ)
校正者
1977年東京都生まれ
在学中から図書館で働き始め、30歳で雑誌・書籍校正者に転身。校正について知ってもらうためのイベントの開催や出演、執筆も行う。図書館サービスを提供する側・利用する側、双方の立場を経験したうえで、これからの図書館のあり方について考えている。
主な担当書籍
- 『へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』鹿子裕文著、ナナロク社、2015年
- 『何度でもオールライトと歌え』後藤正文著、ミシマ社、2016年
- 『ローカルブックストアである 福岡 ブックスキューブリック』大井実著、晶文社、2017年
- 『本屋な日々 青春篇』石橋毅史著、トランスビュー、2018年
- 『ブスの自信の持ち方』山崎ナオコーラ著、誠文堂新光社、2019年
- 『NHK出版 学びのきほん 本の世界をめぐる冒険』ナカムラクニオ著、NHK出版、2020年
- 『弱さのちから』若松英輔著、亜紀書房、2020年
著作
- 『本を贈る』共著、三輪舎、2018年
- 『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』共著、亜紀書房、2020年
出演
- 「校正ナイト」6次元、2015年
- 「校正・校閲というお仕事」本屋B&B、2016年
- 「セブンルール」関西テレビ/フジテレビ、2018年