Library of the Year 2024 審査員決定

第26回図書館総合展2024のフォーラムとして、2024年11月7日(木)に開催予定のLibrary of the Year 2024最終選考会の審査員が決定しました。

審査員5名のプロフィールを発表いたします。

2024年10月17日
Library of the Year 2024 実行委員会

※五十音順。敬称略。


青野 正太(あおの・しょうた)

1989年神奈川県出身
駿河台大学メディア情報学部助教

慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻修士課程修了。東京都立中央図書館・多摩図書館司書職員(レファレンスサービス、選書、事業の企画・運営、委託管理業務などを担当)を経て現職。図書館情報学分野の大学教員として司書課程科目やゼミナール、キャリア関係科目などを担当。主な関心領域は公共図書館、課題解決支援サービス、図書館員のキャリア、図書館政策。日本図書館協会研修事業委員長、情報科学技術協会会誌編集委員長、東久留米市立図書館協議会委員長などの社会貢献活動に従事。


後藤 清子(ごとう・きよこ)

1978年長野県出身
株式会社ピクニックルーム代表取締役、保育士
大阪教育大学大学院芸術文化専攻修了(芸術学)

2017年株式会社ピクニックルーム創業後、企業主導型保育施設「ピクニックナーサリー」開業、同施設二代目施設長。保育を軸に、こども・子育て支援を並立させたまちづくり、コミュニティ形成を横浜市域で実践。2019年から地域食堂「さくらホームレストラン」開設、同代表。同事業にて第15回かながわ子ども・子育て支援大賞草の根賞受賞。2022年から企業向け子育て支援サービス「ペアサポ®️」事業を開発、2022年かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(KSAP)、2023年横浜市YOXO Accelerator Programおよび経済産業省JETROプログラム「J-StarX」採択。


高橋 菜奈子(たかはし・ななこ)

1968年京都府出身
新潟大学学術情報部長
東北大学大学院博士前期課程(国史学専攻)修了

東北大学、新潟大学、宮城教育大学、一橋大学の図書館員を経て、国立情報学研究所に勤務。CiNii Booksの構築やオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)の設立に尽力した。その後、管理職として千葉大学、東京学芸大学を経て、2024年4月より現職。大学図書館のみならず、学校図書館にも関心を持ち、未来志向の図書館サービスを開拓・実践している。論文・実践報告多数。小倉百人一首LODでLODチャレンジ2017データセット部門最優秀賞、学芸大デジタル書架ギャラリーでJEPA電子出版アワード2020エクセレントサービス賞、東京学芸大学Moebius Open Libraryの活動でLibrary of the Year 2023 優秀賞を獲得。


藤崎 浩太郎(ふじさき・こうたろう)

1979年福島県出身
横浜市会議員

横浜市会議員として14年目を迎えました。私の地元青葉区では、図書館を増やしてほしいというご要望が、私が初めて立候補した時よりも前からずっとありました。調査をした結果、横浜市の図書館に館数や蔵書数をはじめ課題が多くあることがわかり、この問題をなんとかしたいと考え、横浜市の図書館施策の充実に取り組んでいます。図書館は市民の教育と文化の発展にとって非常に重要であり、今後は地域ごとの事情に合わせて様々な役割と担える重要な場所として一層期待ができます。知識や情報を得られ、居場所がありコミュニケーションが生まれ、個人の豊かな生活や、地域課題・社会課題の解決に資する図書館を、横浜市でも整備できるようにしていきたいと考えています。


宮澤 優子(みやざわ・ゆうこ)

1974年長野県出身
伊勢市教育委員会事務局社会教育課子ども読書活性化担当主幹

キャリアスタートは公共図書館、出産育児後の復帰が学校図書館。それ以来、学校図書館を中心に活動し、長野県の高森町子ども読書支援センター設立に携わる。2024年5月発行の『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)第47号(特集「学校図書館」創刊号以来初の増刷、完売)で責任編集を務める。Google認定教育者レベル1、2取得、GEG Minami Shinshu設立(共同リーダー)など、教育、ICT、学校図書館をつないだGIGAスクール時代の機能的な学校図書館運営を模索。教育著作権フォーラム初中等ワーキンググループ幹事。日本デジタル・シティズンシップ教育研究会専門委員。