文責:IRI事務局
1.開催日時と集客について
LoY2017は、2017年11月8日(水)13時から図書館総合展特設ステージ(パシフィコ横浜)にて予定通り開催されました。図書館総合展の申し込みサイトからの事前参加申込者は昨年より40名ほど多い約170名もあり、結果的には、会場で準備されていた約250席が満席になるほどの皆様にご参会(関係者含む)頂きました。
2.開催内容
司会者より、LoY特製グッズの紹介、グッズ作成に協力してくださった書道家万美さん及びクラウドファンディングの支援者、協賛企業へのお礼の言葉に続き、最終選考会の流れについての説明の後、当法人(知的資源イニシアティブ(IRI))高山代表理事の挨拶が行われました。
- LoY2017クラウドファンディングの支援金と支援者数
達成金額:269,000円/支援者数 のべ 51人 - LoY217ご協賛企業 ※順不同
キハラ株式会社様
株式会社富士通システムズアプリケーション&サポート様
内田洋行株式会社様
=最終選考会の流れ= その後、LoY2017選考委員長・IRI_LoY担当山崎理事(以下「山崎理事」とします)より、選考基準や選考過程などの説明が行われました。
=LoY2017選考過程=
1)ライブラリアンシップ賞の紹介および授賞式
山崎理事より、ライブラリアンシップ賞の説明および今年の受賞館の紹介が行なわれ、その後、その表彰式が行われました。プレゼンターは高山代表理事でした。
=ライブラリアンシップ賞について=
=ライブラシアンシップ賞受賞機関= 次の2機関です。
2)優秀賞館のプレゼンテーションの実施
その後、優秀賞3機関(以下に記載・発表順)の熱いプレゼンテーションが行われました。
今年のプレゼンテーション者(発表者)も、各機関が任命された方で、非常によくまとまった素晴らしいプレゼンテーションでした。その上、どの機関の活動・サービスも甲乙つけ難く、審査の行方が最後の最後まで分からない状況でした。
3.審査員と最終選考会で決定する賞について
1)最終選考会の審査員 ※敬称略、順不同
- 平賀 研也(県立長野図書館)
- 猪谷 千香(文筆家)
- 井上 昌彦(関西学院大学)
- 豊田 恭子(㈱パーソン・マーステラ)
- 岡本 真(アカデミック・リソース・ガイド㈱)
※司会進行は、LoY2017選考委員長 山崎 博樹
2)最終選考会で決定する賞について
イ)LoY2017オーディエンス賞
READYFORご支援者による事前投票得票数及びLoY2017の会場にいらっしゃった皆様からの得票数の合計数が一番多い機関(1機関)
ロ)LoY2017大賞
1)の審査員からの得票数が一番多い機関(1機関)
4.投票(得票)結果
皆さまからの事前投票結果及び会場票、審査員投票結果は次の通りです。
発 |
機関名 | オーディエンス賞 | 大賞 | |||
得票数 | 最終選考会 会場票 |
合計 | 審査員票 | 合計 | ||
1 | 大阪市立中央図書館 | 6 | 38 | 44 | 0 | 0 |
2 | 瀬戸内市民図書館もみわ広場 | 8 | 83 | ★91 | 5 | ★5 |
3 | ウィキペディアタウン | 8 | 44 | 52 | 0 | 0 |
投票者数 | 22 | |||||
ご支援人数 | 51 |
※結果、オーディエンス賞、大賞ともに「瀬戸内市民図書館もみわ広場」が受賞されました。
以上です。
なお、当日の模様や、受賞館コメントなどは、当法人IRIのHP(https://www.iri-net.org/ 及び https://www.iri-net.org/category/loy/ で、11月中を目途に公開予定です。ぜひご覧ください。
5.収支報告
1)収入
- READYFORご支援者からの支援金=269,000円
- ご協賛企業からの協賛金=200,000円
- グッズ販売売上げ=48,960円
計517,960円
2)支出 ※100円以下切り上げ
- 審査員交通費、当日スタッフ交通費(延べ16名)など=142,000円
- 事務用品費/消耗品費(賞状用紙、筒、ファイル、袋、お茶など)/印刷費=15,000円
- クラウドファンディングリターン品送料、会場搬入、その他送料など=21,000円
- 懇親会受賞館参加費(各機関1名)=20,000円
- クラウドファンディングリターン品/販売用グッズ製作費など=215,000円
- 支払い手数料(READYFOR手数料・万美さんグッズ販売ライセンス料)=53,000円
計466,000円
※収支結果は、残金51,960円でした。
この残金分は、来年のLoY開催費用(一部IRIの活動費用)とさせていただきます。
6.今後(来年度)について
LoY2017では昨年に引き続き審査過程の可視化や新賞の引き続きの授賞など行いましたが、実際に選考を進める中で様々な課題が出て参りました。これらの見直しや協議を行い、よりよいLoYを目指し関係者一同邁進する所存です。
また、今年度は協賛企業が1社増えたこともあり余剰金が出ましたが、選考会開催の費用等は含まれておらず、LoY継続にあたっては、まだまだ資金調達の課題が大きいのは事実です。これら資金調達を行う一手段として、今年は初めてグッズ販売を図書館総合展の会場内で行いましたが、思いのほか好評を得たこともあり、本年度作ったグッズを引き続き販売する方法を模索することで、少しでも資金を得る努力をしていきたいと考えています。
ぜひ今年に続き来年度も皆さま、よろしくご支援頂けますよう、末筆ではございますがお願いいたしまして本報告とさせて頂きます。
2017年11月27日
NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)事務局 一同